六十四卦 · 第5卦
第5卦:水天需
天の上に雲がある. 条件が整う間に備える.
易経の自然のイメージをもとに書いた、独自の現代的な問いかけです。原典の卦辞や爻辞の翻訳ではありません。
条件が整う間に備える
雲は雨の可能性を含みますが、急かして降らせることはできません。何を待っているかがわかれば、待つ時間にも向き合いやすくなります。必要な条件が欠けているのか、待つ気持ちが落ち着かないだけなのかを分けてみましょう。今できる準備をしつつ、別の展開にも余地を残せます。
自分に問いかけること
どんな確かめられる兆しがあれば動き出せますか。今のうちに何を準備できますか。
試せる小さな一歩
動き始める条件を一つ明記しましょう。他人の返事や状況の変化を待たずにできる準備を、一つ終えてみてください。
図形の読み方
上卦は水、下卦は天です。第1爻は一番下、第6爻は一番上にあります。卦は六爻の図形で識別するもので、入力した問いとの単語の一致で選ぶものではありません。
イメージを、自分の知っている実際の状況と合わせて読んでください。当てはまる点も、当てはまらない点も観察します。之卦は変爻によって決まるので、この卦に固定の「次の卦」が一つあるわけではありません。
原典 · 第5卦
『周易』の中国語原文と、当サイトの短い解説です。現代の振り返りのヒントは別に示します。
卦辞
有孚,光亨。贞吉,利涉大川。
平易な解説待つことを、誠実さと筋を保つ姿勢に根ざしながら、大きな川を渡る意志を持つ姿として読めます。条件が育つ間も準備を保つことが中心で、何もしなければ自然によい結果になる、という意味にはしません。
六つの爻辞 · 下から上へ
第1爻
需于郊,利用恒,无咎。
平易な解説危うい場所から離れた郊外で待つ姿です。まだ余裕があるなら、わざわざ難しい所へ近づかず、落ち着いて準備を進めることができます。
第2爻
需于沙,小有言,终吉。
平易な解説砂地で待ち、水辺に近づくにつれて、小さなうわさや摩擦が現れます。些細な妨げと、実際に応じる必要のある危うさとを分けながら、辛抱と加減を保つ読み方ができます。
第3爻
需于泥,致寇至。
平易な解説ぬかるみで待つ姿は、危うい場所へ近づきすぎて、かえって問題を招くことを描きます。あとどのくらい待つかだけでなく、とどまっている位置そのものを見直せます。
第4爻
需于血,出自穴。
平易な解説血と穴は、対立や危うさに巻き込まれた状況を描きます。さらに深く入り込むのでなく、閉じ込められた位置からどう離れるかへ注意を向けられます。
第5爻
需于酒食,贞吉。
平易な解説待つ間にも飲食で養われる姿です。今の必要を満たし、暮らしや秩序を保つことも準備の一部と捉えながら、大切な筋を失わずにいられます。
第6爻
入于穴,有不速之客三人来,敬之终吉。
平易な解説穴に入った後、招いていない三人がやって来るという思いがけない展開です。未知の相手をすぐ敵と決めず、敬意と慎重さをもって応じる姿に重心があります。
最初の収録は第1〜6卦です。中国語原文は簡体字で示し、句読点を整えています。解説は一つの現代的な読み方であり、逐語訳ではありません。
一つの爻を変えると、どうなるか
この表は一回につき一爻だけを変えています。実際の卦で複数の爻が変わる場合はすべて同時に反転するため、下のどの行とも異なる結果になることがあります。図形の変化を示す表であり、原典の爻辞の翻訳ではありません。
気づきを記録する
この卦が出たら、問い、銭の六つの合計、これから観察したいことを一つ残してみましょう。後日、実際にどうなったかを記録します。文章が当てはまらなかった場合も含め、自分の理解の変化を振り返る手がかりになります。
原典の参照: 中國哲學書電子化計劃「周易」. 卦名の表記は訳書によって異なります。番号、中国語名、ピンイン、図形を合わせて識別できます。 方法・出典・プライバシー.