六十四卦 · 第4卦
第4卦:山水蒙
山の下から泉が湧く. 問いの奥にある疑問を見つける.
易経の自然のイメージをもとに書いた、独自の現代的な問いかけです。原典の卦辞や爻辞の翻訳ではありません。
問いの奥にある疑問を見つける
泉は、地形の全体を知らないまま流れ始めます。学び始めた人が、わからなさを正直に認めてもよい場面です。何がわからないかを言葉にできると、学びの入口が見えてきます。説明を集め続けるより、一つのよい例を選び、自分で説明してみるほうが役立つこともあります。
自分に問いかけること
理解しているつもりで使っているのに、はっきり説明できない基本は何でしょうか。
試せる小さな一歩
信頼できる説明を一つ読み、閉じてから自分の言葉で説明しましょう。理解が途切れる箇所を、できるだけ具体的に書き留めてください。
図形の読み方
上卦は山、下卦は水です。第1爻は一番下、第6爻は一番上にあります。卦は六爻の図形で識別するもので、入力した問いとの単語の一致で選ぶものではありません。
イメージを、自分の知っている実際の状況と合わせて読んでください。当てはまる点も、当てはまらない点も観察します。之卦は変爻によって決まるので、この卦に固定の「次の卦」が一つあるわけではありません。
原典 · 第4卦
『周易』の中国語原文と、当サイトの短い解説です。現代の振り返りのヒントは別に示します。
卦辞
亨。匪我求童蒙,童蒙求我。初筮告,再三渎,渎则不告。利贞。
平易な解説学びには、学ぶ人が自ら、真剣に問いを持つ姿勢が必要です。最初の問いと、軽んじて繰り返す問いとの対比から、望む答えだけを追うのでなく、教わる過程を大切にする読み方ができます。
六つの爻辞 · 下から上へ
第1爻
发蒙,利用刑人,用说桎梏,以往吝。
平易な解説刑罰と足かせを解くという古代の制度を背景に、教える際の規律を述べています。現代の読み方では、誤りの修正にも限度を設け、抑え込むことを教えることの代わりにしない、と考えられます。
第2爻
包蒙吉,纳妇吉,子克家。
平易な解説まだわからない人を包み込み、婚姻や家を治める姿を通して、受け入れることと役割を担うことを描きます。導く側には、相手を受け止める余地と、共に行うことへの責任の両方があります。
第3爻
勿用取女,见金夫,不有躬,无攸利。
平易な解説婚姻の比喩を通して、他人に心を奪われ、自分の立場を失うことへ注意を向けています。古代の婚姻観を今日の人へ当てはめず、判断力と自分を保つことを考える手がかりにできます。
第4爻
困蒙,吝。
平易な解説確かめられる理解から遠ざかり、わからなさに閉じ込められている姿です。頼れる資料、具体的な実践、誤りを指摘してくれる人から離れすぎていないか見てみましょう。
第5爻
童蒙,吉。
平易な解説初心者として、まだわからないことを認め、教わる姿勢を保ちます。ここで大切にするのは開かれた態度であり、知らないこと自体をよいとするものではありません。
第6爻
击蒙,不利为寇,利御寇。
平易な解説誤りの修正には確かさがあっても、攻撃に変えてはいけません。攻める賊と守ることの違いから、教える名目で傷つけず、相手を守る境界を考えられます。
最初の収録は第1〜6卦です。中国語原文は簡体字で示し、句読点を整えています。解説は一つの現代的な読み方であり、逐語訳ではありません。
一つの爻を変えると、どうなるか
この表は一回につき一爻だけを変えています。実際の卦で複数の爻が変わる場合はすべて同時に反転するため、下のどの行とも異なる結果になることがあります。図形の変化を示す表であり、原典の爻辞の翻訳ではありません。
気づきを記録する
この卦が出たら、問い、銭の六つの合計、これから観察したいことを一つ残してみましょう。後日、実際にどうなったかを記録します。文章が当てはまらなかった場合も含め、自分の理解の変化を振り返る手がかりになります。
原典の参照: 中國哲學書電子化計劃「周易」. 卦名の表記は訳書によって異なります。番号、中国語名、ピンイン、図形を合わせて識別できます。 方法・出典・プライバシー.